このレースは、私に取って、初めてのコース、初めてのGpでしかも10位以内に入らないといけないという重要なレース。

予選が4回あり、私はどのように攻略すればいいかわからず、タイムがでなく、竹島さんが私のためと、畝本さんにお願いしてラストの予選に高田を引っ張ってやってくれと。

あまり、気が乗らなかったが畝本さんが了解してくれた。

しかし・・・・・

予選開始確か2LAPか3LAP目にイン側のゼブラに膝を畝本さんが打ちそのまま医務室に。

私は、無我夢中にに走り何とか予選はクリアした。(この時半分は予選落ちがあった)

 

決勝当日。

朝のフリー走行を終えて、キャンパーでコーヒーを飲んでいたら、竹島さんと泉さんが来た。

竹島さんも泉さんもなんだか興奮しているみたいで、「高田、今の気分はどうや?とか緊張してる?」とかいろいろと笑いながら話していた。(^^)

私はどちらかというと、ヘルメットをかぶって、スタートしたらスイッチが入るタイプで、緊張をするとおしゃべりになるので、むしろ竹島さん、泉さんが来たことで笑いながら緊張をほぐしていたら、福田さんが血相を変えてきて、竹島さん泉さんを私のキャンパーから追い出していった(^^)

私は、むしろ緊張がほぐれるのでと福田さんに言ったんですが、逆に一人で集中しろと怒られた(^^)

 

決勝では、グリットでタイヤをどちらを使うかで悩んでいた(コンパウンドね^^)

で、ホイールを今バイクについているものではなくスペアにはまっている方のタイヤで決勝を行くと。

その時、車両についているスプロケットをつけてくださいねと(スペアのホイールには2T大きいスプロケットがついていたので、間違わないようにと。

しかし、スプロケットは・・・・・2T大きいものが・・・・・(泣)

レースをが始まるとストレートで6速が入るところにギアがない・・・・

6速が壊れたと思った。

しかし、各コーナーに入っていくとどうも回転が合わない・・・・

でも、ここで2個落として今3速で、ここは1つ上げて入っていくと4速でと計算しながら入っていくが、やはり、合わない、時にはハンクラを使ったりして・・・・

唯一1速で入るコーナーで、まさかと思いながら、もう1つギアを落としてみた。

そしたら、その下にもう一つのギアがあった。(^^)

それで納得した、スプロケットが変わっていると。

それでも私は10位以内に入らないといけない使命がある。

サインボードを見たら、8位まで上がっていた。

前を見ると畝本さんが7位を走っていて、詰まっていく。

あと2LAPほどで追いつくと思ったその時左コーナー立ち上がりでリアタイヤが大きくスライドした。

危うく転倒しそうになったが、タンクの上に乗りながら、外側のグリーンを走って転倒は免れたが、そこで我にかえって、少しペースを落とし1台に抜かれて9位となった。

帰ってきてから、なんと私が、転倒しかけたコーナーの外側に竹島さん、泉さん、そして日本人の記者やカメラマン達がいてみんなに見られていた。(^^)

帰ってきたら、その話もちきりだった(^^)